この遺跡は､Lopburiにあります。

右写真は､遺跡を南側から見たところ。
遺跡は､道路に囲まれた狭い三角地帯にあります。

南側から遺跡を見たところ。

写真左の建物は､写真ではわかりにくいけれど､
南北に並んだ3基の祠堂で､
１０世紀に建てられたヒンドゥー教の遺跡です。

写真の右側の建物は､
Ayutthaya朝のNarai王(1656-1688年)によって
建てられた貯水用の建物です。

３基の祠堂を西側から見たところ。

同じLopburiにある Prang Sam Yod も､
３基の祠堂を持ちますが､
Prang Sam Yodの３基の祠堂は連結していますが､
Prang Kaekの祠堂は､それぞれ独立しています。

中央祠堂を西側から見たところ。
通常､破風がある部分は､三角形の壁龕になっています。

祠堂への入口は､東側で､
その他３方の入口は､偽扉になっています。

南東から祠堂を見たところ。

中央祠堂の内部です。
壁龕になっています。

東側少し北よりから見たところ。

右から､北側の祠堂､中央祠堂､
Ayutthaya朝のNarai王によって建てられた
礼拝堂です。

Ayutthaya朝のNarai王(1656-1688年)によって
建てられた礼拝堂を東正面から見たところ。

入口は､アーチ形状になっています。

祠堂の南側にある貯水用の建物です。
下半分は､入口も窓もありません。

窓はアーチ形状をしています。

クメール時代の建物は､
いわゆるアーチ構造を持ってなく､
アーチ状形状は､せり出し積みアーチ
(コーベルアーチ)でした。
この建物のアーチは､せり出し積みアーチでは
ありません。

この建物も､
Ayutthaya朝のNarai王(1656-1688年)によって
建てられたものです。

この貯水用建物の北側には､
右のような穴があります。
ビニールのパイプが通っています。